花粉の時期はすぐにやってきます。
空気清浄機が活躍する季節ですね。
ただ空気清浄機は多くの種類があって、選び方がわかりにくいかもしれません。
そこで花粉症の方で今年こそは空気清浄機を買おうという方、そろそろ新型に代えてみようという方向けに空気清浄機の選び方を解説致します。
空気清浄機を選ぶポイント
部屋の広さで選ぶ
空気清浄機を選びにあたり一番重要なのは使用するお部屋の広さです。
部屋の広さに応じて選ぶ機種が決まってきます。
ちなみに空気清浄機は大は小を兼ねる機械で、強力あればあるほど清浄のスピードが速まるので予算とスペースが許せば大型の空気清浄機をお勧め致します。
そうでなくても、実際の広さよりも多少大きめの部屋向けの空気清浄機にした方がより効果は実感しやすいでしょう。
加湿機能が必要か決める
次に加湿機能を付けるか付けないか、です。
これは選ぶうえでの大きな分かれ道です。
加湿に関しては空気清浄機を使用する際には絶対にあった方が良いです。
湿度を高めることによってホコリや花粉を吸いこみやすくなり、また空気中のウィルスの活性化を抑えられます。
しかし、空気清浄機に加湿機能があった方がいいかとは話が別です。
加湿機能付き空気清浄機は非常に便利です。
限られたスペースで複数の役割を担ってくれる優等生であり、実際によく売れている商品です。
ただ加湿器機能付き空気清浄機には無視できないデメリットがあります。
加湿機能付き空気清浄機のデメリットが2っある!
加湿器と比較すると加湿能力が低い
加湿機能付き空気清浄機の加湿機能はあくまでオプションで、その加湿方式も気化式という加湿能力が低いものです。
確実に部屋の湿度をコントロールしたいとなれば、部屋が広ければ広くなるほど別に専用の加湿器が必要となります。
特に木造家屋においてはその傾向が強まります。
結局空気清浄機の加湿機能が無駄になってしまう事もあります。
湿気がすぐに吸い込まれてフィルターを痛めやすい
加湿機能付き空気清浄機は一般的に上に向かって湿気を放出しますが、その下では空気清浄機がガンガン空気を吸い込んでいます。
となれば上手く部屋に回ってくれる湿気ばかりでなく、出るた直後に本体に吸い込まれてしまう湿気も当然あります。
そしてそれは無駄であるばかりでなく内部のフィルターにダメージを与えてしまいます。
やはり理想は空気清浄機と加湿器を離れた場所で使用する事なのです。
とはいえ、重ねて申し上げますが加湿機能付き空気清浄機は便利なのは間違いないですし、
空気清浄機と加湿器を併せて買うよりも割安でスペースも最小限ですみます。
一長一短という事になるので上記内容を元にご検討ください。
空気清浄機の何を重視するか見極める
各社空気清浄機の性能の柱は空気清浄のパワー・速度、脱臭能力、コストパフォーマンスです。
これらを見極めて機種を選びましょう。
空気清浄能力を重視する
・ブルーエア(フィルターは半年で交換、小型用6,000円、中型用8,000円、大型用10,000円)
・CADO(フィルターは半年から1年で交換、小型用7,250円、中型用9,250円、大型用11,500円、特大型用18,500円)
・バルミューダ(フィルターは1年で交換、9,333円)
空気清浄機の本質である清浄力を重視するのであれば上記3メーカーがおススメです。
吸い込む力が強いだけでなくフィルターも優秀で捕まえたアレルギー物質を逃しません。
そしてメンテナンスフリーで定期的なフィルター交換だけで問題ありません。
またデザイン性も高く人気が高いです。
最大の弱点はフィルター交換のコストが高いことです。
加湿機能はありません。
脱臭能力を重視する
・富士通
他のメーカーでも脱臭機能を重視している機種はありますが、富士通が一番優秀です。
特にオゾンの力は素晴らしく、薬事法の関係でカタログには記載できませんが病院での使用にも耐えるレベルです。
フィルター交換は不要です。
コストパフォーマンスを重視する
・ダイキン
・シャープ
・パナソニック
・日立
空気清浄機の売れ筋メイン3社です。
加湿機能付きと付いていない機種それそれ用意してありラインナップが豊富です。
空気清浄機フィルターに関しても、定期的なメンテナンスは必要ですが10年間交換不要としており、最上位機種に至ってはフィルターを自動で掃除してくれます。
また本体価格も海外メーカーと比較すると抑え目で財布にやさしいです。
そして各メーカーにはイオンを空気中に放出する機能があるのも特徴です。
ただイオンに関して正直に申し上げると効いているのかいないのかわからないと思います。
まとめ
空気清浄機は家電製品の中でも、お客様に「買ってよかった」と思っていただける割合が高い商品の一つです。
今は空気清浄機を使用されてない方でも、試しに使用してみれば「もっと早く買っておけば良かった」とお感じ頂けるはずです。
家庭の空気が清潔である事は間違いなく暮らしの幸福度を高めます。
だからというわけではありませんが、空気清浄機はやはり1家に1台は必要でしょう。