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冷蔵庫

冷蔵庫の選び方

冷蔵庫も多くの種類があって、どれを買えばいいのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。そのような方は以下の流れでお決め頂ければ幸いです。

ちなみに最初に申し上げてしまえば、冷蔵庫は「大は小を兼ねる」家電なので、スペースと予算が許せば、例え一人暮らし方でも大型冷蔵庫を購入すると意外と便利です。しかし大型冷蔵庫は引っ越しに苦労するというデメリットがあったりします。

また現在の冷蔵庫は400リットル以上の冷蔵庫においては、電気代に殆ど差が無いので省エネ性は判断基準になりません

冷蔵庫を決める流れ

1、何人で使用するか

2、置ける場所・スペースを確認する

3、野菜室重視か冷凍室重視か

 

1、何人で使用するか

1人暮らし向けの冷蔵庫

200リットル以下の冷蔵庫が候補となります。

200リットル以下の冷蔵庫は大きく3種類にわかれます

 

・170リットル台の冷蔵庫

冷蔵室に比較的余裕が生まれます。自炊を積極的にされる方はこの位の大きさがあった方がいいでしょう。

 

・140リットル台の冷蔵庫

必要十分の容量です。食材を貯め込みがちな方には不足するでしょうが、一般的にはシングル向けの冷蔵庫のメイン帯とされています。

 

・100リットル以下の冷蔵庫

上記2種と大きく特徴が異なります。容量が少なく、また定期的に冷蔵庫内上部に付着した霜を取り除く必要があり面倒です。そして冷蔵庫上部に電子レンジを置けないので利便性も低いです。取り合えずあればいいという方向けの冷蔵庫です。

 

2~3人向けの冷蔵庫

200リットルから400リットルの冷蔵庫がおススメです。

2ドアタイプと3ドアタイプが混在する容量帯なので、野菜室が必要ならば3ドア、不要ならば2ドアとなります。一般的には3ドアが選ばれます。またAQUAなど大手メーカー以外が選択肢に入りやすいのも特徴です。この容量帯だけは電気代の差が意外と出るので電気代の比較を行いましょう。

 

4人以上の家族向けの冷蔵庫

400リットルから600リットルの冷蔵庫がおススメです。

冷蔵庫の主戦場となる容量帯です。機能のバリエーションも多く最も迷う所でもあります。

具体的な選定方法は後程解説致します。

 

6人以上の家族向けの冷蔵庫

550リットルから600リットル以上の冷蔵庫がおススメです。

各メーカーの最上位機種が配置されている容量帯です。機能はもちろんデザインも洗練されている冷蔵庫が多く、ネックとなるのは「冷蔵庫が置けるかどうか」でしょうか。私の体感ですが7組に1組の方が設置できずに返品となります。

 

2、置ける場所・スペースを確認する

冷蔵庫に関しては、実際に購入してみたら置けない・入らなくて返品というケースが、皆さんがお考え以上に多いです。貴重な時間をいたずらに消費しない為にも、事前に設置スペースや搬入するにあたっての経路を確認・採寸しましょう。特に持ち上げて室内の階段上るとなると確認が必要です。

具体的なスペースとしては、冷蔵を通すにあたっては本体幅の20cm(最低限10cm)設置するスペースとしては左右1cmずつで上部が30cm以上開放するスペースがあれば問題ありません。

 

3、野菜室重視か冷凍室重視か

冷蔵庫には各メーカー様々な特徴がありますが、普段使用するうえで最大の違いとして現れるのが野菜室と冷凍室の位置です。

具体的に申し上げると、よく使う部屋を2段目に置くべきです。そして野菜室をよく使うとなれば候補は自然と東芝となります。大型冷蔵庫においては東芝のみが真ん中や左室を採用しているからです。また野菜の保存能力も東芝が最も優秀というのも理由となります。

冷凍室をよく使う場合はどうでしょうか。

シンプルに分類すると

冷蔵室よりも冷凍室・野菜室を大きく使いたい場合はパナソニック

生ものの保存が多い場合は日立

食品を冷凍する機会、特にお弁当を作る機械が多い場合は三菱

冷蔵庫内のニオイ対策を重視、そして単純に冷凍室の容量を重視するならばシャープ

となります。

 

また他に冷蔵庫選びで昨今重視されているのがデザインです。今はガラスドアがブームで各メーカーデザインがパナソニックの後追い状態ですが、冷蔵庫は知人を招いたときに必ずチェックされる家電ですので、他の家具・壁紙と調和を考えお決めください。ちなみにガラスタイプは指紋が目立ちますのでご注意ください。

そして、今の冷蔵庫は省エネよりも食品を長持ちさせるかを競う時代で、その為の特殊なスペースを設けている冷蔵庫が多数あります。そういった機能を本当に使用するのか、普段の炊事との兼ね合いを検討されるも冷蔵庫を購入される際には必要でしょう。

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