毎朝のアイロンがけ。
「しないわけにはいかないけれど正直面倒、もう少し簡単にできないかな」と思う方にはハンディースチーマーをおススメします。
ハンガーに掛けたままスチームを2~3分あてるだけで、シワを取ってくれるうえ、脱臭効果もあります。
忙しい朝の心強い味方がハンディースチーマーです。
そんなハンディースチーマーも人気が高まり種類が増えました。
どの様に選べばいいのか、おススメ機種と共に解説致します。
ハンディースチーマーの最大のメリットは、ハンガーにかけたまま、アイロン台不要で、スチームの力でアイロンがけができることです。
そして気軽にシワ取りなど衣類のケアができること、普通のプレスアイロンには向かないウールやシルクなどの素材に使えることも大きなメリットです。
特にアイロン台が必要ないことは大きいですよね!
これらの手軽さと機能性の高さが、ハンディースチーマーが人気を集めている理由です。
ハンディースチーマーを選ぶポイント
1、本体の重さ
ハンディースチーマーは持ち上げて使用する為、重さが重要です。
しかし軽ければ軽いほどいいというわけではありません。
本体が軽くなればそれだけタンク内の水の量が少なくなるという事なので、アイロンがけのスピードが遅くなります。
2.スチームの長さ、連続使用回数
1分間あたりのスチーム量と、どれくらい連続でスチーム使用することができるのかを確認しましょう。
これがハンディースチーマーについての基本性能でありハンディースチーマーの使い勝手に直結する部分です。
スチーム量はその製品のシワ取り・脱臭にどれほど作用できるかをあらわし、連続使用時間の長さは、時短の度合いをあらわします。
3、オプション機能
ハンディースチーマーには様々なオプションが付いているものもあります。
オプション機能にはスチームの力で衣類の除菌をしてくれる機能や、タンク内の清掃の水垢が付着するのを防止する機能、カルキ除去機能などがあります。
最後に迷ったときは、オプション機能の有無で選ぶのもいいでしょう。
4、仕上がり具合
ハンディースチーマーには、得意な仕上がりがそれそれ違います。
大きく2つに分けると「シワがしっかり取れて折り目がパリッと仕上がる強力スチームタイプ」と「ふんわりとした素材など向けのおしゃれ着用タイプ」です。
強力スチームタイプはワイシャツやメンズスーツのアイロンがけに向いています。
そしてこのタイプには、スチーマーとしてだけでなくプレスもできる両用タイプもあります。
おしゃれ着用タイプは女性の衣類向けです。
プリーツスカートやフリルなどは、プレスをして折り目を強くつけてしまうと、本来のデザインである「ふわっと感」とかけ離れてしまう可能性があるからです。
ご自身やご家族がどのような衣類をお持ちなのかによって選びましょう。
5、コードの長さ
ハンディースチーマーは持ち上げて使用する為、電源コードの長さも確認しましょう。
スチーマーの電源コードは一応長めであることが多いのですが、コンセントとの兼ね合いで無駄に延長コードを使用することにならないようにしましょう。
おススメのハンディースチーマー
1、パナソニック NI-FS530
ハンディスチーマーの定番製品でベストセラー製品です。
プレス(押し当て)とハンディーの両用が可能で、使い勝手の評判も非常に高いです。
スチーム持続時間が長くないことが弱点です。
スチームの温度もちょうど良く、熱くなりすぎることが少ないので安全に使いやすいです。
ヘッド周りの角度は、ボタン周りのシワ取りに役立ちます。
また、立ち上がりの早さも特筆できます。
電源を入れてから約25秒で使用可能となるので、時間が無い朝やサッと使いたいときに活躍してくれます。
2、パナソニック NI-FS330
上記、NI-FS330のおしゃれ着用ハンディースチーマーです。
NI-FS330との違いはアイロン面が衣類にフィットしやすいラウンド面になっていることです。
この事により、プレスできないプリーツやドレープなどもデザインの特徴を損なうことなくふんわりと美しい状態にすることができます
3、Tenswall 衣類スチーマー
超掘り出し物で2,000円と大変お買い得です。
軽くてラクラクでON・OFFスイッチがあるだけのシンプルなハンディースチーマーです。
そして、空焚き防止機能もあるので安全性が高く、使い勝手は悪くありません。
立ち上がりのスピードも約1分と速く、そのままスチームを当てられる手軽さもおススメの理由です。
アイロンがけをするスピードは他の製品と比べると遅めですが、オプション機能も充実しており、除菌・脱臭・アレル物質・花粉対策など役に立つ機能も豊富です。
4、ツインバード SA-4084BL
長年愛されているツインバードの定番製品です。
スチーム量が非常に多く、連続回数も及第点です。
一方、使用中熱さを感じることがある点は要注意です。
5、ティファール DR8085
本体の重さが約900gもあり、非常に重いのが残念です。
しかし連続噴射が可能であり、スチーム量はトップクラスなので、頑固なシワ取りや複数枚同時のケアも可能です。
性能を追い求める方・スピードを重視する方にお勧めです。
まとめ
最近のハンディースチーマーの人気は、プレスアイロンの面倒さを見事に解決していることからも当然の流れでしょう。
普段はハンディースチーマー、時折プレスアイロンと併用するのが当然の時代が来るかもしれませんね。